2021/09/28 11:51

こんにちは! 北海道でブルーベリー・カシス専門農園「ハウレット農園」を営んでいるカナダ人農家のJustinです。

秋も深まってきたココ最近、昼は暖かくても夜は冷え込むようになり、そろそろストーブをつける時期に突入しそうです。ほんとに、北海道の夏は短いです・・・(T_T)

突然ですが、皆さんはジャムって食べますか? かくいう僕は、農園を始める10年前まで、あまり、というか、ほとんどジャムを食べることがありませんでした。

特に20代の頃は自炊もそれほどせず料理も下手くそで、食への関心はほとんどナシ。

ところが、ひょんなことから北海道十勝地方のベリー農家で直接買ったカシスのジャムのあまりのおいしさに衝撃を受け、いてもたってもいられなくなって、親の荒れた農地を引き継ぎ、一から手を入れ直してブルーベリー・カシス栽培農園の運営を始めました。

(ちなみにカシスとは、日本名で「黒房スグリ」といって、小さな黒い実をたくさんつける低木果樹の一種。ヨーロッパでは「King of Jam」(ジャムの王様)と呼ばれ、ジャムにすると一番おいしい果物として認知されています)

他の食材にはない独特の野性味あふれる香り。

口の中で複雑に絡み合う酸味とコク。

一口食べてカシスの魔力に完全に取り憑かれてしまった僕は、畑の隅に1本だけ生えていた株からまずは200本くらいの挿し木を作ってポットで育て、2年かけて成木に育てて路地に植え付けました。




それからさらに3年かけてまとまった量を収穫できるまで大きくして、今では収穫したカシスをすぐに冷凍にかけ、秋になってからジャムを作って販売しています。


かなり手前味噌な話ですが、今年3月、おいしさを絶対軸に食品を品評する東京の「野菜ソムリエサミット加工品部門2021」というコンペティションで、ありがたいことに銀賞をいただきました。

カシスの特徴や栄養価については農園のホームページで説明しているので割愛しますが(↓詳しくはこちらをどうぞ!)

https://www.howlettfarm.net/blank-6

こちらの記事では、ジャムのオススメの食べ方を写真と共にご紹介したいと思います。

ジャムといえばやはりパンに塗るイメージがありますが、ウチのジャムは低糖度で甘ったるさは全くなく、素材本来の爽やかな酸味や濃い風味をお楽しみいただけますので、デザートにかけてお召し上がりいただくのが一番オススメです。

・チーズケーキ

カシスとチーズケーキの相性の良さは、寿司ネタとシャリに匹敵すると自分では勝手に思っていますw これがダントツで一番おいしいので、是非お試しいただきたい組み合わせです。

・パンケーキ


こちらは、ちょっと贅沢な朝食を楽しみたいときにオススメな組み合わせ。ウチでは、もっぱらバナナパンケーキにかけています。バナナの甘みとカシスの酸味がたまらないです。アイスクリームなんかも乗っけると、かなりテンション上がります。

似た感じになりますが、バターをたっぷり使用したフレンチトーストなんかにも最高に合います。

・ヨーグルトマシュマロ


こちらはちょっと変わり種な食べ方ですが、意外にハマります。

作り方はとても簡単。

スーパーで売っているヨーグルトのパックの半分くらいをタッパに入れて、そこにマシュマロを10~20個沈めて冷蔵庫で2晩寝かせるだけ。

ヨーグルトがマシュマロの中に染みてマシュマロがシュワシュワ食感になり、そこにカシスの旨味が絶妙にマッチして食べる手が止まらなくなること必死ですw 騙されたと思って是非お試しください。

・クリームチーズ&バケット


クリームチーズにそのまま練り込んで、硬めのバケットをしっかりトースト。そこにONして食べるこちらのレシピもオススメ。やはりカシスはチーズとの相性がとにかく最高なので、大人の味わいのトーストをお楽しみいただけます。

いかがでしたでしょうか?

この他にもオススメしたい食べ方はたくさんあるのですが、キリがなくなってしまうので、今回は4つに絞ってみました。

日本ではまだまだ知名度の低い食材ではありますが、おいしいだけでなく、抗酸化作用による免疫力アップ・眼精疲労の回復・美肌効果など体に良い作用もたくさん入っています。是非贅沢な朝食やおやつタイムのお供にお役立てくださいませ!

定価5%オフのお得な5本セットも販売中ですよ。(¥6,200)

最後まで読んでいただきありがとうございました。