About

【ハウレット農園について】

1990年創業、北海道北斗市に位置する「ハウレット農園」では、現在も変わらず農薬・除草剤・肥料不使用でブルーベリーやカシスをはじめとするベリー類や生鮮野菜を栽培しています。

【手作業に対するこだわり】

当園では、トラクターやハーベスター等の大型機械に頼ることなく、手作業で工程全体を管理し、果実や野菜が最良の状態で収穫されるように心がけています。

【ベリー類は昔ながらの希少な品種を栽培】

ブルーベリー:「ブルージェイ」「パトリオット」「ランコーカス」など、寒冷地に適した北部ハイブッシュブルーベリーの昔ながらの品種を中心に栽培。上品かつ豊かな風味と香りが特徴で、特に寒暖差の大きな道南地方では一段と味わいが濃くなります。

カシス:「ボールドウィン」という、ヨーロッパ由来の野生種に最も近い品種を栽培。育てるのに大変手間がかかることから、現在は世界的にもほとんど栽培されていない希少な品種です。「ジャムの王様」と称されるカシスのなかでも、最も野性味溢れる強い香りを持っていると言われています。

【ブルーベリー・カシス葉のお茶とハーブソルト】

ブルーベリー葉のお茶はネイティブ・アメリカンが、カシス葉のお茶はフィランド人が古くから愛飲してきた健康茶。スッキリとした飲み口を実現できるよう、苦みのもととなる硝酸イオンを発生させる肥料も一切使用せずに葉を栽培しています。

【生鮮野菜(ケール・ベビーリーフ・ズッキーニ、ハーブ類、雪下野菜など)】

私たちの農園では、果樹間の通路を活用した無農薬・無肥料の生鮮野菜も生産しています。刈り込んだ草を緑肥として活用し、10年もの年月をかけてじっくりと土壌を醸成する「長期輪作農法」を実践。また、前年の秋に畝を仕立てておき、冬にその上を雪が覆うことで土壌の微生物が活性化する、北国ならではの畝づくりも行っています。

【取り扱い商品】

・無添加ジャム
・ブルーベリー葉・カシス葉のお茶
・ブルーベリー葉のハーブソルト
・冷凍ブルーベリー・カシス・ハスカップ
・生ブルーベリー
・生鮮野菜
・農園のものを使用した生活雑貨(「衣と農と暮らしのこと」シリーズ
・他農園とのコラボジャム(「衣と農と暮らしのこと」シリーズ

【モットーは「Small and Sustainable」】

開園以来一貫して、農作物の高い品質を保つために圃場の面積を1ヘクタール程度にあえて留め、1本1本の木の様子を丁寧に観察しながら栽培しています。木も人間と同じく、それぞれに個性があり、成長のスピードも違えば、姿形もひとつとして同じものはありません。自分の子供に接するように大切に育てています。愛情がたくさんこもった自慢の生産物をどうぞお楽しみください。

【農園のストーリー】

1990年、両親がカナダから本場のハイブッシュブルーベリー苗数品種を輸入し、ハウレット農園を開園しました。

それから20年以上経った2012年、私(現園主)が耕作放棄地と化していた園内を三年ほどかけて立て直し就農。

見聞を広めるために北海道各地の農園を訪れるなかで、両親が祖国から輸入した昔ながらのブルーベリーの品質の高さに改めて気付き、ジャムの商品化にも着手しました。

また、日本におけるカシス・ハスカップ栽培の先駆者として知られる十勝管内の農園で食べたジャムに感銘を受けたことから、園主の方にハスカップの苗木を分けてもらって圃場に定植。カシスは祖父の代から受け継いできた「ボールドウィン」という希少な古代種を挿し木で増やし、これらもジャムとして新たに商品化しました。

2018年には現在のパートナー(エシカルブランド「RomioRi」運営)が農園の運営に加わり、それまでのラインナップ(生果実・冷凍ベリー・ジャム)に加えて、ブルーベリーの葉を使ったハーブティーやハーブソルト、他農園とのコラボジャム、農園の素材を使用した生活雑貨なども開発。各種生鮮野菜の栽培も行うようになりました。

また、地元函館市、さらには札幌市や東京都などで、RomioRiが企画するポップアップショップ「衣と農と暮らしのこと」(衣食住にまつわるこだわりのブランドを集めて提案)も定期的に開催しています。

【ハウレット農園ホームページ】
https://hanulhowlett3.wixsite.com/howlett-farm